作り方 皮膚 筋肉" />
SSブログ

STAP細胞とは? iPS細胞との違いは?わかりやすく解説 [雑学]

スポンサーリンク




「iPS細胞を超える新発見」「ノーベル賞もの」といった評価から一転、
論文の捏造疑惑が浮上し、世間を騒がせている理化学研究所のSTAP細胞。

疑惑の真相はともかく、それ以前に

「STAP細胞って何?」

「STAP細胞のことが難しくてよく解らない!」

「ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授のiPS細胞とどう違うの?」

といった疑問を持っている方も多いようです。

なので、ここではSTAP細胞について、さらにはiPS細胞との違いについて
わかりやすく解説したいと思います。

まず、STAP細胞を理解するには、「万能細胞」というものを理解する
必要があります。


万能細胞とは?


人間の始まりは、受精卵という細胞です。

受精卵は細胞分裂を繰り返し、皮膚や骨、臓器等になる運命が決まります。

一度運命が決まってしまえば、皮膚の細胞は皮膚固有の細胞となり、

骨や臓器の細胞にはなれません。

他の細胞も同様です。

しかし、運命が決まる以前の細胞は、皮膚にも骨にも臓器にもなれます。

万能細胞とは、このようにすべての細胞になりうる”万能”な細胞のことを言います。

STAP細胞もiPS細胞も万能細胞のひとつになります。



STAP細胞とは?


それでは、STAP細胞とはどのような細胞の事かを説明します。

STAP細胞とは、

動物細胞に特定の刺激を与えることによって、万能細胞となった細胞

のことを言います。

作成されるまでのイメージ図です。

stap.jpg


【スポンサーリンク】



iPS細胞との違いは?


山中伸弥教授のiPS細胞との違いについて説明をします。

○作り方
STAP細胞:酸性溶液で刺激。2~3日培養
iPS細胞:遺伝子を入れる。2~3週間培養

○能力
STAP細胞:胎盤を含め、あらゆる細胞になる可能性
iPS細胞:神経、筋肉などほとんどの細胞になるが、胎盤はできない

○課題
STAP細胞:人の細胞ではまだできていない
iPS細胞:がんになる恐れがある


STAP細胞は、今のところマウスでしか成功していないので、
人間の細胞で作れるかどうかの研究など、様々な課題が残りますが、
細胞が出来るまでのスピード、能力ともにiPS細胞を上回ります。



今後のSTAP細胞


こんなに素晴らしいSTAP細胞ですが、論文の捏造疑惑で揺れています。

今後のSTAP細胞は、論文が撤回されるかどうかにかかってると思います。

論文の撤回=STAP細胞は存在しない

とは言えませんが、研究成果は「白紙」となるようです。

ただ撤回後に論文を書き直して再提出する方法もあるそうなので、
STAP細胞の存在が否定される最悪の事態は避けて欲しいと願っています。




スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
c

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。